専攻について

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創成シミュレーション工学専攻は、コンピュータシミュレーションとネットワークシステムを共通手法として異分野融合による新分野創成を積極的に進め、コンピュータを高度に活用し産業を拡大発展させる人材を育成するために新たに設置されました。

コンピュータがもつ強力な計算、検索、表現、通信などの能力を最大限に発揮する手法を開発、駆使することと異分野の知識を寄り合わせることにより、これまでは想像することすら難しかった複雑な工学上の問題の解決法を探求し、経験を超える新しい知の地平線を越えた工学の創成を目指します。

本専攻には、計算応用科学、 計算システム工学、 都市シミュレーション工学の3分野があり、分野固有の専門知識とシミュレーション技術を学ぶだけでなく、広い視野に立って問題解決できる能力を伸ばします。

各分野の概要

計算応用科学

ナノスケールの原子(電子)論的な現象からマクロスケールの連続体的流動現象、そして群集行動やネットワーク上の情報流など広範囲の現象を対象とする。現象の個性によらない共通した解析手法、グリッド計算や次世代スーパーコンピューターを視野に入れた大規模計算による高精度シミュレーション、高精度高速アルゴリズム、わかりやすい表現方法などの開発について、教育研究を行う。

キーワード:
分子動力学シミュレーション、大規模並列計算、乱流、ナノ材料計算設計、マルチエージェントシミュレーション、ソフトマター、複雑系、非線型連続体理論、数理工学

計算システム工学

ネットワークコンピューティングにより「あらゆるモノ」が繋がるユビキタス社会を見据えた新しい方法論あるいは機構・システムを創出することで、安心・安全な社会を実現する。電気系、機械系、生体系、感覚メディア系、ネットワーク系などに跨る多様な対象をシステム科学の視点からとらえ、機械工学、電気工学、計算機工学、情報学を融合した統合的な設計、情報処理、制御の技術を教育研究する。

キーワード:
情報セキュリティ、ニューラルネットワーク、脳型情報処理、分散並列コンピューティング、分散マルチメディア、音声言語処理、統計的機械学習、適応システム、ニューロコントロール、 電力ネットワークシミュレー ション

都市シミュレーション工学

都市整備においては、地球規模の環境変化や多発する自然災害に強い都市を作るとともに、人々が豊かで快適に過ごすことができるデザイン性・機能性のある居住空間と都市空間構築の両者が求められる。茶室からメガシティまでの多様な都市空間スケールをフィールドとして、防災、交通、住居、社会システムなどの環境要素モデルや、芸術性、経済性、文化性など生活の基本特性を備えた都市社会全体のシミュレーション技術について教育研究を行う。

キーワード:
耐震構造、交通シミュレーション、地盤工学、計算力学、 空間情報分析システム、映像空間分析 、エージェントシミュレーション、リスク計量分析